小松基地に記念塗装機出現!!のウワサを聞きつけて、梅雨明け切らぬ小松へさっそく出撃してきました(^-^)/

2004年7月20日(火)
石川県小松基地
 天気:曇り         日照時間:2.1時間     降水量:0mm
 平均気温:27.3℃     最高気温:29.8℃
 平均風速:2.0m/s    最大風速:5m/s(WSW)
 使用滑走路:R/W24
 
ついに小松基地にも航空自衛隊50周年の記念塗装機が揃いました♪ 彼らに早く会いたくて、一路小松へと向かいます。
303SQの22-8938、通称「青イーグル」。戦競塗装の上に、機首とインテイク脇とタンクに塗装を追加する形で塗装されました。ノーズには煌めく星と残雪の白山が描かれています。白山の残雪には「KOMATSU」の文字が隠されてるんだって。気が付かなかった・・・○| ̄|_
空自50周年というよりは、303飛行隊の戦競優勝記念塗装かな? 戦競では予備機だった#938。他の戦競機はすでに塗装を落としていました。
こっちが真の303SQ 50周年記念塗装号かも。シリアルNo.62-8869、通称「梅干し」。背中を白く塗って中央に50周年記念ロゴを書き込んだ、日の丸弁当のようなデザインです(笑)。この日のフライトは午後の1回だけ。Pさんはあまり捻ってくれなかったので、自慢の(?)背中はよく見えませんでした。地の白い部分が翼を広げた鳥のように見えるのは私だけ?
こちらは306SQの特別塗装機、52-8850。通称「赤イーグル」。シャア専用イーグル、なんて声も聞かれます(笑)。50周年記念ロゴをそのまま機体に反映したようなデザインです。レドームまで真っ赤っかの、度肝を抜かれるデザインでした。正直、ネットで初めて写真を見たとき、これはやりすぎでは・・・?とすら思いましたが、実機はとっても美しかったです。梅雨の切れ間にのぞいた青空がよく似合う機体でした。
そうそう、午後の訓練から帰ってきた850号機が、まるで挨拶でもするようにお腹をばっくり見せていってくれました(*^_^*) 機体下面には白い翼が描かれていました。先週はほとんど出番がなかったそうですが、今日は3回のフライトをこなしてくれました。

今回の目的はこれだけじゃないぞ! なんと飛行教導隊が全9機をもって巡回教導中!!
飛行教導隊の識別塗装を施したF-15 J/DJ全9機が小松のエプロンに結集。戦競では見られなかった、J型の2機もやってきました! 「ゼブラ」と呼ばれていた#906号機は、昨年の総演の頃までは306SQに所属していた機体です。
結局、この日の教導訓練は午前(306SQ)・午後(303SQ)の各1回、4機ずつのみのフライトでした。飛んだのはあお(#092)、ちゃいろ(#090)、ガメラ(#091)、みずあお(#088)、からし(#083)のDJ型のみ。期待のJ型はエプロンでひなたぼっこしているところを遠目に見ただけでした・・・、残念。

AM:あお、ちゃいろ、みずあお、からし with 306SQ
PM:あお、ガメラ、みずあお、からし with 303SQ
この日の小松エプロンは、アグレス9機に記念塗装機・戦競機ととってもカラフルでした(*^_^*)

ローカルの機体だって頑張ってます!
今日は雨こそ降らなかったものの、一日中雲が広がるあいにくの天気でした。が、正午を挟んで3時間ほど、部分的に青空の覗く時間もありました。梅雨の晴れ間にベイパーが光ります。
今回、初めて「F-15の背中が見えるポイント」に案内してもらいました。やっぱF-15の背中はイイやね、セクシー(笑)。 すでに多くの常連さんたちが集まっていましたが、フライトの合間のおしゃべりや情報交換等、お仲間に入れてもらって楽しく過ごすことができました。

ナイトフライト。薄暮の空にエンジン音が響きます。

ラストチャンスのF-15とT-4。
親子みたいです(^^)

ラストチャンスでサインを出すクルー。

ランウェイに進入する306SQのT-4。タキシーライトが眩しく光ります。

最後の機体が帰ってきたのは2030過ぎ。お疲れさまでした(^-^)/
地元の人から、先週はほとんどナイトは無かったと聞いていたので期待していなかったんですが、1830から303SQが、1900から306SQがナイトフライトに上がりました。タキシーライトが輝いて、ますます勇壮な感じがします。
日が長くなって19:00でもまだ薄明るく、見るには不自由ないんですが、そろそろ写真を撮るのは厳しくなってきました。と、その時、ようやく救難団の50周年記念塗装機が登場です。この後1時間以上、基地周辺で飛び回ってくれましたが、どうせなら明るいうちに飛んで欲しかったじょ・・・(T_T)
1930を過ぎるとさすがに撮影はムリ(^^; 写真は諦めて、帰投をアプローチの下でお出迎えです。頭上を過ぎる機影、温かいブラスト、F-15の匂いを体中に感じてきました。たまにはカメラを置いて、ただ眺めているのもいいもんです(*^_^*)

救難団の記念塗装機、UH-60Jの98-4569。

この日の基地の様子を、ちょっとのぞき見。
この日、基地に着いたのは0700頃。エプロンにはすでに303SQのイーグルたちが並んでいました。2機の特別塗装機が並んでいるのを確認し、今日の訓練に期待が高まります!

訓練開始前に、両飛行隊のクルーがエプロンと滑走路のゴミ拾いを行っていました。安全なフライトを支える、地道な作業ですね。
←303SQのクルー。 306SQのクルー。→
ハンガーの中に見えるのは・・・?
303SQ戦競機だった22-8930。背中や尾翼の迷彩塗装はキレイに落とされていましたが、キャノピー下の選手名とインテイク脇のマーキングは健在でした。
隊長機だった#963の姿も見えましたが、こちらは50周年ロゴを除く全てのマーキングを消してしまったようです。
エプロンの片隅でエンジンランナップをする880号機。インテイクにカバーしたままでもランナップできるんだね・・・(・・;)
午前中の訓練を終えた306SQの列線。手前には戦競塗装機、72-8962が見えます。02-8920の戦競塗装も健在でした。
それにしても50周年機、Red Eagle号はどこにいても目立ちます(笑)
午後の訓練では、編隊離陸も披露してくれました(*^_^*)
訓練から帰ってきた303SQのイーグルたち。センタータンクのみの機体と2タンクの機体がありました。そういえば、Aggressorもあお、ちゃいろ、ガメラが2タンク、みずあおとからしが1タンクだったなぁ。 303SQのT-4、16-5658と306SQのT-4、26-5689。
T-4には垂直尾翼中程にアンテナがついてるもんだと思ってましたが、#658にはついてませんでした。後で聞いたらこれはILSのアンテナで、はじめの頃の機体にはついていないんだとか。・・・なくても困らないのかな?
今日の外来機。
午前中、T-400がやってきました。
1030頃来た21-5061はすぐ飛んでっちゃったみたいですが、1130頃に来た41-5052は昼休みを小松で取っていったようでした。

・・・T-400のランディングライト、こんなとこに付いてたのね(^^;
総飛のT-4、06-5629も来てましたが写真ナシです(^^ゞ
41-5052と同じ頃、お帰りになりました。
しょーもないことですが、滑走路上の風向きを見る吹き流しが新調されているのを発見!お昼にデッキで見たとき、随分ボロになったなぁ、と思ってたんですが、ナイトフライトの頃にはすっかりキレイになっていました(^-^)
使用前 (1800頃撮影)

使用後 (1200頃撮影)

民間航空機もちょっとだけ・・・
開幕まであと1ヶ月足らずのアテネ五輪。JALの「がんばれニッポン」号です。 ほんの2日ほど前に起きた福井水害の関係でしょうか? 前日の19日も海上保安庁や民間の報道ヘリが多数飛んでいました。